ART TOUCH 絵画と映画と小説と

もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--[--] Post --:--  CO:-  TB:-  スポンサー広告  Top▲

COMMENT

NAME

SUBJECT

BLOG/HP

PASSWORD

COMMENT

SECRET: ※非公開コメントにしたい場合はBOXにチェックをして下さい ⇒ 

SUBMIT: 送信 

TRACKBACK

スポンサーサイト のトラックバックアドレス
http://petapetahirahira.blog50.fc2.com/tb.php/909-e944c8b7
 ⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

《アクション・ペインティング》 マチュー 篠原有司男 遠藤一郎

三人の制作風景がそもそも《アクション・ペインティング》なのか《パフォーマンス》なのか、あるいは《公開制作》や《ライブ》なのか私には分からない。ともかく、Youtubeで見た三人を、スーザン・ソンタグの『ハプニング』に倣って、観察してみよう。

マチューがアンフォルメルの宣伝のために57年に来日したとき、白木屋で公開制作をした。あらかじめ構想を練っていたようにすばやく描き始めた。芸能人のサインのようだ。アンフォルメルの自動速記風に見せようとしている気もするが、バランスが悪いところは微調整をしているので、アクションは作家の主観性の否定だという主張は当てはまらない。出来上がった作品は「芸能人のサイン」の域を出ていない。

篠原有司男は、さすがに年季が入って、わざとらしいところは一つもない。お年をめしているためか、息切れをしていたけれど、作品は一番アクション・ペインティングらしく、可もなく不可もなし。黒い墨がペンキより強く撥ね散って面白い。作家の主観性は殆ど無い。

遠藤一郎は、《ライブ》と銘打っているように、途中何度かエレキギターを鳴らすけれど、叫んだり、「おまえらが大好きだ」というメッセージをペンキローラーで書いたりする。一番の見せ所は両手にペンキをつけて、壁に掛けたキャンバスに跳びついてペタッと一瞬張り付くパフォーマンスだ。そのまま床に落ちたりするので危険きわまりない。それでもペンキはあまりキャンバスに付かないので、あとから手でペタペタペンキを擦り付けるのはご愛嬌である。エレキとメッセージとアクションと叫びは特別繋がりがあるわけではないところを見れば、ソンタグが記録した《ハプニング》に近いのかもしれない。だからと言って、「観客をからかったり侮辱したりする」わけではないし、あとに金で売れるような作品が残るわけでもない。

結局のところ三人の中で一番のキッチはマチューの作品だろう。
2014.06.10[Tue] Post 00:01  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

COMMENT

NAME

SUBJECT

BLOG/HP

PASSWORD

COMMENT

SECRET: ※非公開コメントにしたい場合はBOXにチェックをして下さい ⇒ 

SUBMIT: 送信 

TRACKBACK

《アクション・ペインティング》 マチュー 篠原有司男 遠藤一郎 のトラックバックアドレス
http://petapetahirahira.blog50.fc2.com/tb.php/909-e944c8b7
 ⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Log in*/RSS*】  Design 「AZ+」Plugin Template...  Page Top▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。