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『アンフォルメルとは何か?』 ブリジストン美術館

“informel”はフランスの抽象画のことだと思いながらも、どうも、具象画にもアンフォルメルがあるらしいとだいぶ後になって知った。また、アンリ・ミショーの自動速記よる絵もアンフォルメルというらしので、ますます分からなくなった。『吉原治良展』(国立近代美術館)で「具体・アンフォルメルの時代」の作品を見たが、ごく普通の美的な抽象画に見えた。

アンフォルメルは具体やもの派との関連でときどき話題になるけれど、まとめて見る機会は少ない。そういうこともあって、この機会にアンフォルメル芸術を見ておこうと、ブリジストン美術館に行った。

トンデモない絵画だった。誰がどうだというのは、面倒だからやめる。いろんな傾向があるようだが、どれもこれもつまらなくて、下手くそなのは共通している。というより、私には理解出来ない絵画だ。わざと下手に描かなければ、これだけ下手に徹底することは出来ない。画家なんだから、ついうっかりバランス良く描いてしまうということがないのだろうか。

“informel”というのは反具象ではなく反形式ということで、線や形や色彩のリズム、均衡、調和、対立がないということだ。ということは、アンフォルメルの絵画には、例えば、カンディンスキーの抽象画のような音楽性がないということでもある。

こう言うのがアンフォルメルなら、吉原治良の抽象画は美的なところが残っているのだから、アンフォルメルとは言えない。むしろ、李禹煥の《余白の芸術》とか岡崎乾二郎の《二幅対》の抽象画がアンフォルメルと言える。それから、『美術手帖(2008年5月号)』の座談会「先生、僕に『絵画』を教えてください!」で彦坂尚嘉、古谷利裕、会田誠が描いていた抽象画もどちらかといえばアンフォルメルだ。

アンフォルメルはいろいろと論じられるようだが、わたしにとってこの『アンフォルメルとは何か?』展は、アンフォルメルと関わるのは時間の無駄だということを教えてくれた有意義な展覧会だった。

2011.07.27[Wed] Post 23:32  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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