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山田正亮さん死去

山田正亮が81歳で癌のためになくなった。これで制作年疑惑についての本人からの証言はなくなった。

じつは、2ちゃんねるで『山田正亮問題』のスレを立てたのは私だ。

山田問題を藤枝晃雄の『現代芸術の不満』で知り、ネットで検索したけれど何もヒットしなかった。藤枝氏に批判された本江邦夫は『現代日本絵画』の山田正亮論でそのことに何も触れていない。それで、はじめて2ちゃんねるに「山田正亮問題」スレを立てた。すると、すぐに「くそ くそ スレ~ スレ~ THE END」とレスがあってびっくりしたけれど、これは2ちゃんの挨拶みたいなものらしい、そのあとはいろいろと有益な書込みが続き、そのうち山田問題をそっちのけで、本江邦夫の悪口と、業者らしき書込みがふえ、そして御多分に漏れず、2ちゃんねる状態になった。

いまから、この『山田正亮問題』を振り返ってみると、まず、学歴詐称の問題は作品とは関係のないことだから、わたしにはどうでもよいことだ。東大卒だからと作品を買ったひとはどうなるかは知らない。藤枝晃雄の言う「美の商人」の問題だ。

製作年の問題は、これも作品評価には直接関係ないとおもうけれど、現代アートはコンセプトやオリジナリティーが大切なので、誰かがすでにやったことをやっても評価されない。二番煎じだって高度な技術や感覚が生かされているなら、それなりに評価してしかるべきだろに。

山田の作品は企画展や収蔵展で《Works》シリーズの何点か見たことがある。絵画的イリュージョンがあるとは思えないけれど、それなりにおしゃれでセンスの良さが感じられた。もちろん、ストライプのところどころに絵具が垂れたようなハミ出しがあるところは、どうもわざとらしく凡庸にも見えるのだが。

どちらにしろ、いちど山田正亮の回顧展を開くことは意味があるだろう。場所は府中美術館で、本江邦夫と藤枝晃雄がキューレーターを務める。そして、具体的に作品を論じてもらうことで勝負するというのはどうだろう。もちろん制作年代を偽造したかどうかではなく、作品の質を判定する目利きの勝負だ。もちろん実現しないだろうけれど。

藤枝晃雄は、山田正亮についての原稿を頼まれたけれど断ったと現代美術研究会で言っていた。それと、上田高弘の案内で山田正亮のアトリエにいったとも言っていた。発見者としての責任もあるし、少なくとも、記録ぐらいは残しておいて欲しいものだ。



2010.07.23[Fri] Post 18:51  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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