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もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

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『ロシア構成主義のまなざし』東京都庭園美術館

もうとっくに終わっている展覧会だけれど、忘れないうちに印象だけ書いておく。

庭園美術館は駐車場がないので、これまでは目黒駅近くのパーキングメーターに駐車してから、ずいぶんと歩かなければならなかったけれど、目の前に「24Times」が出来て便利になった。

アール・デコの美術館にロシア構成主義の作品が展示されているのはちょっとチグハグで、一階の展示場に入るとタイムスリップしたような妙な感覚になる。

オルセー美術館展やボストン美術館展の明るい印象派の作品を見たあとではどうも古ぼけたように見える。キュビスムやシュプレマティスムの影響を受けた無対象絵画だというのだが、私には両者とは無縁なものにみえる。定規で引いた線は、爪でガラスを引っ掻いたような違和感がある。

ステパーノワの作品に、矩形や円や三角錐を組み合わせたキュビスム風の作品があるけれど、それは表面的な類似のように見える。キュビスムがあくまで空間の探求であったのとはちがって、彼女の人物画は幾何学的図形の組み合わせで描いたイラスト画のように見える。

抽象画に関しても同じことが言える。マレーヴィッチの抽象画には絵画表面の平面性や物質性やあるいは象徴性が認められるのだが、ロトチェンコの《コンストラクション》はどう見ても、図案なのである。構成主義がポスターや産業デザインになったのは頷ける。

定規で描かれた退屈なデザイン作品をみたあとで、写真作品を見るとホッとする。現実の風景や事物の中に見つけたコンポジションには自然や人工を超えた美しさがある。

構成主義というのはキュビスムから抽象表現主義へのモダニズム絵画の系譜につらなるものではなく、モダン建築のデザインの系譜に属するものではないか。





2010.07.03[Sat] Post 16:18  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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