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もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

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『日本の美術運動』板橋区立美術館

美術運動と言うよりも政治運動と言った方がよい。ダダやモダニズムが社会運動文学運動として展開されてしまったところに日本の美術の不幸があったのではないか。この展覧会を記念して椹木野衣が「日本の美術運動にとって『外圧』とは何か」と言うタイトルで講演したそうだが、企画した学芸員の慧眼には脱帽。

全体的に展示作品が暗く、どこかで見たような作品が多い中で、目を惹いたのは長谷川利行、麻生三郎、松本竣介など、洲之内徹が好きな画家の作品だった。洲之内はたしか戦前は社会主義運動に参加していたはずだが、そういうこともあって、プロレタリア美術などには屈折した気持ちがあったのだろう、この展覧会を見ると、なぜ洲之内が松本の《立てる像》を評価しなかったのか分かるような気がする。

偶然にも、東京オペラシティの抽象画の所蔵展『ジオメトリック・イメージズ』につづいて、板橋区立美術館の館蔵展『日本の美術運動』を見たのだが、去年ごろは、PCだとかジェンダーだとか身体だとかの企画展ばかりでいささか食傷気味だったけれど、この二つの展覧会は地味だけれど、絵画というものを考えなす機会を与えてくれたすぐれた企画であった。

『ジオメトリック・イメージズ』は7月4日まで、『日本の美術運動』は6月27日まで開催している。暇があったらぜひ見てください。

そのあと、オルセー美術館展に行って、順番に従って見ていき、セザンヌの部屋に来たら、じっくりと《サント=ヴィクトワール山》と《台所のテーブル》を見て、そのあと振り返ってください。そこにピカソの《大きな静物》があります。たぶんショックを受けるでしょう。うけなかったら、もういちど初めから繰り返してください。ダメだったらもう一度、三度四度繰り返してだめだった諦めてください。あなたには絵はわかりません。ほかの趣味をさがしてください。

くれぐれも解説書を読まないように。絵画の三層構造に少しだけ注意をむけること。物理的図像と図像客体と図像主題の三層の戯れが現出します。(注)

注:図像の三層構造については『絵画の現象学』を参照

2010.06.13[Sun] Post 01:57  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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