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『ゼア ウィル ビー ブラッド』ポール・トーマス・アンダーソン監督★★★

ダニエル・デイ=ルイスはこの映画でアカデミー賞の主演男優賞を受賞した。アカデミー賞ばかりでなく、2007年のアメリカの映画賞の主演男優賞を独り占めにした。

ダニエル・デイ=ルイスは『マイ・レフトフット』でもアカデミー賞主演男優賞をもらっている。下手な俳優ではないことは確かだが、とくだんに上手というわけでもない。そもそも映画俳優は素材なのであって、舞台役者のように演技するものではない。監督が俳優の持ち味を生かす。たとえば三船敏郎は黒澤明監督の映画に出ると、彼の大げさな演技もいくぶんコミカルで風格のあるものになる。

ダニエル・デイ=ルイスの演技は「熱演」である。『マイ・レフトフット』の演技も熱演だった。しかし、映画には熱演はふさわしくない。推測だが、これはアメリカの大学の演劇科で教えるような正統的な演技ではないか。映画俳優の演出という点ではハリウッドの監督より日本の監督の方が断然優れている。

ともかく、暴力的なシーンは苦手である。拳銃で頭を撃ったり、撲殺したりするシーンは目を覆う。最後のボーリング場の殺人も不必要に残酷だと思えるが、無神論者が原理主義の聖職者を残酷に殺すシーンが必要だったのだろうが、いったい、無神論者を罰そうとしているのか、原理主義者を罰そうとしているのか、それとも両者ともども地獄に落ちていくのか。キリスト教原理主義者が人口の半分以上を占めるという米国で、こんな映画を撮ることがどんな意味を持つのか理解するのは難しい。

ドラマとしては十分に楽しめる。しかし、映画の「官能美学」はない。
2009.09.01[Tue] Post 00:54  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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