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村上春樹VS小谷野敦 「もてる男」と「もてない男」

小谷野敦が『新潮45』に『日本人からセックスを奪ったのは誰か』というエッセイを書いている。もてない男には性体験のチャンスはないし、意を決して買春しても「童貞ED」のために失敗するという話を敷衍して、「妻だけED」や「夫だけ冷感症」の話を書いている。

小谷野氏は、「夫だけ冷感症」の女性が浮気をしたり、テレクラや出会い系で相手を捜しても、責める気にはならないと言う。もし、自分がEDになったら、谷崎潤一郎が松子夫人にいったように、「外で遊んできてもいいよ」と妻に言うつもりだそうだ。

谷崎は夫人に「外で遊ぶ」といったのはたぶん役者買いのようなことだとおもうが、小谷野氏はいったい妻にどこで遊んでこいというのだ。「もてない男」や「童貞ED」がいるように、「やってもらえない女性」や「浮気冷感症」もいるということにどうして思い至らないのだろう。

小谷野氏は村上春樹の『ノルウェイの森』を「モテ男小説」だという。そして、そこらじゅうで引用されているけれど、「美人ばかり、あるいは主人公好みの女ばかり出てきて、しかもそれが簡単に主人公と『寝て』くれて、かつ二十代の間に『何人かの女の子と寝た』なぞというやつに、どうして感情移入できるか、」と罵るのだけれど、本当にワタナベ君はそんなにもてるのだろうか。直子も緑もレイコも美人なのだろうか。

東京で一年ぶりに再会した直子は、見違えるほど痩せていて、「そして直子は僕がそれまで考えていたよりずっと綺麗だった」と書いている。また緑のことは同級生だということもしらなかったし、初めて話しかけられたときに「髪の長かったときの彼女は、僕の憶えている限りではまあごく普通の可愛い女の子だった。」と感想を述べている。そして、レイコの第一印象も「いくらか世をすねたところのある親切で腕のよい女大工みたいに見えた」ということだ。

ワタナベくんはモテ男ではないとおもう。もてない男が一生懸命もてようと努力しているのだ。小谷野敦はセックスは風邪薬だという。物語の結末でワタナベくんが得た結論も、ちょっと大騒ぎしすぎるけれど、同じだとおもう。

ところで、村上春樹の妻と小谷野敦の妻はどちらが美人だと皆さんは思いますか。
2009.07.26[Sun] Post 02:56  CO:0  TB:0  村上春樹  Top▲

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