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シモン・ペレス大統領の怒り

村上春樹がエルサレム賞授賞式で、イスラエルの圧倒的な軍事力によるガザ攻撃を非難した。そのことで、イスラエル大統領のシモン・ペレスが怒ったと村上春樹自身が『文藝春秋』のインタービューで言っていた。しかし、それは大統領の誤解だと、以前の記事に書いた。村上が一方的にイスラエルを非難し、パレスチナを擁護したわけではないからだ。

この本を読むと、パレスチナのアラファトはテロによって無差別にイスラエルの民間人を殺害し、イスラエルの報復を受けることで同情を買い、欧米やイスラム世界からの援助で私服を肥やしていることや、イスラエルがいかに民間人から犠牲者をださないように戦っていることもよくわかる。それにもかかわらず「暴力の連鎖」とか「双方の暴力」と言われてイスラエルは非難される。

2002年にハマスの拠点であるジェニンの難民キャンプを攻撃したときも、もっとも危険と言われた拠点にかかわらず、自国兵士にはリスクのあるけれど、民間人に被害が少ない作戦をとった。空軍や重火器も使わなかった。作戦終了時点でのパレスチナの死者52人、ほとんど武装しており、イスラエル側の死者は23人だった。(国連の調査では26人が武装) またこのことで、戦死したイスラエル兵士の遺族が、軍がリスクの大きい作戦をとったということで、政府を裁判所に訴えたということだ。

それにもかかわらず、欧米のマスコミはパレスチナ側の虚偽情報にもとづいて、『ジェニン大虐殺』だといってイスラエル非難をした。

こんなことがあれば、大統領が村上の発言に怒ってあたりまえだ。村上のスピーチには「暴力の連鎖」や「双方の暴力」という喧嘩両成敗的なところがあるけれど、この本の著者はそういう宥和的な態度が圧政とテロを生むと言う。独裁者は国民を恐怖政治で支配し、彼らの不満を外国に向けるための教育をする。独裁国家とは妥協ではなく、自由と民主主義が必要だという。

この本の著者はソ連でユダヤ人の移住の権利を求める政治運動で9年間の収容所生活を経て、イスラエルに移住した。ネオコンのバイブルだそうだ。ネオコンは本来は自由と民主主義を重視するリベラルな思想なのだが、ブッシュ政権の産軍複合体の利権と結びついてしまったことで誤解を受けている。

この本を読まなくても、たとえば防御フェンスは人権を考慮しながらテロの被害を最小にする最良の方法であることはすぐに解るではないか。だれだって、あの高い塀を見たら驚くだろが、アメリカとメキシコの国境にあれと同じ塀ある。






2009.07.03[Fri] Post 03:20  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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