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もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

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和田事件始末3

和田事件始末3(美術商から美術界を覗く)

 これはYAHOOブログから写したものです。

ヤフーブログに美術商の「丁稚小僧の独り言」という面白いブログがある。
面白いと言っても、書いてある内容が面白いということではなく、そこから美術界をが窺えて面白いということだ。
 丁稚の日記だが、ウブなわけではない。騙されてはいけない。http://blogs.yahoo.co.jp/detchi_dong*
 もちろん騙すつもりではないのだが、画商という世界で生きていくのに不都合なことを言うわけがない。というより、普通に生きていれば、おのずから美術界のしきたりに従うことになる。
 丁稚氏は、業界の先輩にブログの主が自分だと判ってしまったというのだが、だからと言って、内部告発したわけではないし、困ることはなにもない。ちゃんとそういう風に書いてある。
 このブログでいちばん気になるのは、商品である作品の善し悪しがまったく問題にされていないことだ。真贋は問題になるのだが、それは組合の鑑定書まかせで、自分の責任で判断することは正式のルートではありえない。
 丁稚氏が絵の善し悪しに触れているのは、私が目を通した限りでは、村上隆とラ・トゥールの二人だけで、ラ・トゥールは美術商として扱うことはない泰西名画だし、村上も外国で値段が付いているのであり、日本の画商組合のルートにのっていないので、安心して貶すことができるのだろう。
 村上隆のことは「NHKにもの申す」http://blogs.yahoo.co.jp/detchi_dong/33412153.htmlという力の入ったタイトルの記事に書いてあるのだが、村上が自分を藤田に重ねて、外国で認められた自分が日本で認められないのは嫉妬だという発言に対して、丁稚氏は、村上は認められていないが、藤田は日本でも評価されていると異議をとなえ、こんなデタラメをいう村上を出演させたNHKにもの申している。
 わたしもこの番組を見ていて、村上の発言には「いい気になるな」と思ったほうなのだが、作品そのものの評価に関しては、村上も藤田も似たようなものだと思っている。丁稚氏が村上は日本で評価されていないが、藤田嗣治は評価されているといっているが、現代美術の世界から見れば、村上隆の評価だってそれなりに高いのではないか。ただ、村上は自分でkaikaikikiを経営しているが、藤田は、丁稚氏が属する画商組合の取引ルートに乗っているという違いがあるだけではないか。

 (笠間日動美術館に行くと、画家と画廊がどう癒着しているかよくわかるから、是非、一度行ってみることをすすめる。私は「熊谷守一展」を見に行ったついでに常設展も見たのだが、藤田嗣治の絵が三枚展示してあり、一枚は東京国立近代美術館の「藤田嗣治展」に貸し出し中で、あとの二枚は藤田の作品とはとても思えない(おそらく贋作だろう)のが展示してあった。そのほかにも画家のパレットや船越保武作の創立者夫婦の胸像などもあって、さながら田舎のお寺の秘宝館みたいで、無気味です)
 
 日本の画商組合がどうなっているのか、これも落合莞爾の「天才画家佐伯祐三真贋事件の真実」で東京美術倶楽部のことを読んだぐらいで、他はあまり知らないのだが、丁稚氏が勤める美術商は、どうやらギャラリーは持たず、デパートの外商部とタイアップしての訪問販売が中心のようで、その苦労話は、価格からいっても自動車のセールスマンの苦労話と似ているのはしかたないが、それにしても、一応は美術品の絵が、セールスマンの誠意で売れるとはいささか驚きだ。

 客は絵には関心がないのか。おそらく販売する作品は丁稚氏がブログにアップしているような日本画が多いのだろうが、実際に見てないので何とも言えないが、モニターで見る限りは、新聞の全面広告に出ている通信販売の絵に似ている。
 丁稚氏のブログを見ていると、かってどこの家にも床の間があった時代に、沢山の掛け軸が売れた訳だが、今は、居間や玄関ホールに飾るために掛け軸感覚で絵が売れるらしい。だから、季節ごとに、掛け替えるために何枚もの絵を購入するのだ。日本ではすでにバブルが始まっているのかもしれない。

 和田事件に関しては、初めは、盗作かどうか判断するのは困難と言いながら、あとで、噂があったのだから事情は異なるとお詫びをしている。丁稚氏は和田の作品を扱っていたわけではないのだから、しかたないことだし、このことで、画商といってもいろいろあること、そてぞれ扱っている作家によって情報交換がスムーズにいっているわけではないことが判る。
 おそらく、和田義彦は、デパートの外商部とは違う販売ルートなので、丁稚氏は名前を知らなかったのであろう。それなら、絹谷幸二はどうだろう。おそらく、画商と三越外商部が、お得意さんにダイレクトメールと訪問販売で売りさばいたのだろう。

 美術商と言ってもいろいろありそうだ。絵を画商から買ったことがないので、その実情はあまりしらない。あと知っているのはキャッチセールだから、次回はこれについて述べる。
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2006.07.08[Sat] Post 02:42  CO:0  TB:0  和田盗作事件  Top▲

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