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『科学の落とし穴』池内了(晶文社)


これはトンデモ本である。もちろん図書館で借りてきた。

読んだことはないが、池内了の名前だけは知っていた。新聞雑誌でよく名前をみるからだ。宇宙物理学が専攻だというから、ひょとしてホールトン・アープのことが書いてあるかと思って、読んでみたが、とんでもない。正真正銘のトンデモ本だった。

何しろ最初のトピックスが『技術革新四十分の一の法則』という面白くも可笑しくもない思いつきが書いてある。これはなんとか我慢して通読した。あとはパラパラめくってみた。「市民と科学」とか「公正な科学」とかあるからカルスタとかPCのたぐいなのだろう。

『IPCCの統合報告書の警告』では「自分の生き方を見直すことが重要である」と地球温暖化の「(疑似)科学の落とし穴」に、そのまんま、はまちゃってる。また『監視社会のゆくえ』では、監視カメラを監視するカメラが必要になるような監視社会になっては困るから、その第一歩である住基ネットに反対だと、できの悪いSFのようなことをいっている。

「監視社会」というのは、たぶんフーコーのパノプティコンから出てきた話だろうが、あれは監獄の話であって、しかも、一望のもとに監視することよって、服役者に制限された自由を与え、社会復帰のための訓練もできるようにしようとするものだ。

それに、監視社会というのは、住基ネットで生まれるものではない。われわれはすでに銀行やビデオレンタルや図書館では、電子情報で管理されているのだ。ネット社会よりも社会主義の密告制度のほうがずっと恐ろしい監視社会なのだ。著者はいったいキューバで五人組のような監視システムや検閲があることをしらないのだろうか。

あとがきを見たら、この本が著者の三冊目の「科学時評集」だと書いてあった。ご冗談でしょう、池内さん。
2009.05.09[Sat] Post 14:59  CO:0  TB:0    Top▲

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