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『アーティスト・ファイル2009』(国立新美術館)

津上みゆきの名前は2ちゃんねるの「山田正亮問題」の板で知った。国立新美術館の『アーティスト・ファイル』に名前を見つけたが、都合がつかなくて行けなくなった。にょうぼが東京へ行くついでに見てきてもらった。

津上の作品を見て、目黒美術館の『丸山直文---後ろの正面』展を思い出したそうだ。綿布の白っぽい感じが似ていると。膠と顔料、それにアクリルを綿布に染みこませるメディウムのおもしろさはある。パネルに張った綿布に膠を使えば、アクリルを水で溶くより滲みは少なくなる。

しかし、風景からインスピレーションを得ているというわりに、表面のメディウムと空間のイリュージョンの緊張はそれほど感じられなかったという。

写真や立体作品はカタログだけで、作者の意図が推測できるけれど、絵画なかんずく抽象画は実際に見ないとハッキリしたことは言えない。ひとまず、にょうぼの目は信じるほかない。以下、彼女の感想文だ。



*     *     *



『ARTIST FILE 2009』を見るために国立新美術館へ行く。せっかく65歳になったのに特典はなく入場料は娘と同様千円。不満。

最初の展示室で大平實の大きな作品を見る。昔、大工さんが家を建てるときのちょうなの木くず、そんなものが材料となっている。その木くずを同じ方向に並べてさしこみ、方向を変えてまた別の面に差し込んでいる。鳥の羽に似ているようで、それにしては不揃いで、魚の鱗に似ているかなと思ってもよけいにでこぼこ不揃いである。あるいはまた民族工芸のようにも見える。「地上の雲」は両端に穴があいている。わたしがこちらから覗くと、あちらの穴から娘が顔を出して、あかんべーをしてよろこんでいる。娘に似合っている作品でした。

石川氏の作品はなんの技法も加えない素直な写真で、だからますます写真とはいったい何なんだろうと思いながら、さっさとこの展示室は通り過ぎる。

次の金田氏の作品。これにはなんの意味があるのかな、と題を見ると、ちゃんと書いてありました。「悔やみを固める」「インヂィアン・イエローは手についた花粉の色」「夜が少しずつ降りる」など。題を見ると、なーるほどと納得したから、大急ぎで次ぎへ。

村井進吾氏。やはりアートは配置が大切なんだろうなーと感心しました。

齋藤芽生氏の作品は目をつぶってパス。(カタログを売っている横でおみくじも販売していました)

津上みゆき氏の部屋に入ると、同じサイズの作品がずらりと並んで展示されている。その色彩になぜかほっとしました。でも、これって、単品で見てそれでもほっとさせる作品かどうかな、と考えてしまう。どうせ購入するなら、まとめて全部お買い上げのほうがいいかも。重なった色も滲んだ色もおおげさではなく、淡いやさしさもあるけど、しっかりとしているから、だまされたという感じもなく。作品のもとになるものは風景画だときけば、なるほどと思わないわけではない。ガラスケースに後生大事にスケッチブックが展示してあるのにはちょっと文句をつけたくはなったけど。
(会田誠氏が抽象画の描き方を知りたいなら、これは参考になるかも)

宮永愛子氏の作品には昭和のたんすに思い出をそっと詰めてあるのかな?  娘が興味を持ったのだから、やはりこれは「隣のトトロ」系かな。娘は携帯で写真を撮って叱らました。 「消せとは言われなかったよ」と。なんで写真を撮ることがそんなにいけないことだと言われるのかという疑問はないようです。ほんと、なんでだめなの? 著作権だ、なんだと、ともかくうるさい世の中ですね。さすがの娘もおみくじは引きませんでした。幸いです。


以上
2009.05.02[Sat] Post 16:30  CO:0  TB:0  ニョウボ  Top▲

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