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鳩山邦夫と岸博幸(その3)

今日のイザ!に「かんぽの宿入札経緯『すべてごまかし』」の見出しで以下の記事が出ていた。以下抜粋

 日本郵政はこれまで、譲渡から2年間は、事業の廃止や施設の譲渡はできないと説明してきた。これに対し、鳩山氏は記者会見で、ただし書きがあったと指摘したうえで「オリックス不動産の単独判断でいつでも譲渡できると書いてある。2年間の事業継続は表面上だけだ。恐ろしい内容だ」と述べ、従来の説明を覆す内容を明らかにした。  また、2社で争った入札の最終段階で、「ホテルマネージメントインターナショナル」のほうが「事業継続や雇用面で明らかに良い条件を出していた」と主張した。日本郵政はオリックス不動産選定の主な理由に、従業員の雇用条件が勝っている点を挙げていた。  旧日本郵政公社が2006年3月に一括売却した都内の社宅用地に、売却直後に公社評価額の約4倍の抵当権がついており、この土地の所有権が08年にオリックスに渡ることになっていたことも、20日の衆院総務委員会で判明した。(強調安積) 

例によって大袈裟な表現だが、貞子氏の指摘する反社会的勢力の排除にふれていない。やっぱり、竹中氏のいうとおり、西川追放のための自爆テロなのだろうか。もちろんこれが本当なら西川氏を社長にした竹中氏の責任は重大である。

遅ればせながら、岸氏のいうゴミの山を漁って、オリックスへの一括譲渡に反対するブログを読んでみた。宮内氏は政商であり、規制緩和委員会委員長の地位を利用して利権あさりをしており、小泉竹中は自分たちの身辺に捜査の手がのびないように躍起になっているというようなことが書いてある。

一括譲渡の反対派も賛成派も闇だとか陰謀だとかちょっとわたしには無縁の世界だ。

なんどもいうが、わたしがこのかんぽの宿のオリックス一括譲渡を怪しむのは、ただ、NHKの『上海シンポジウム』(正式のタイトルは知らない)で、竹中宮内森氏などが、中国の援助腐敗にホッカムリして、反日利権にたかっている様子を見たからだ。それで、竹中氏が生田総裁ではなく、西川氏を日本郵政の社長に就任させたのを思い出したのだ。もちろん、宮内氏が長い間規制緩和の委員会の委員だったことも知っていた。

だから、一般入札が公正だとしても、やはり、ちょっと納得できない。貞子氏が「鳩山邦夫氏も町田徹氏も、ぼんやり眺めていると、日本相撲協会の関係者みたいな顔をしている。もはや、天然記念物みたい・・・。」というのは正鵠を得ている。鳩山氏が「かんぽの宿は最初はカンでした」とか、「風呂上がりの裸で粟まみれだ」とか、はしゃぎながらしゃべっているのは、たしかに醜悪ではあるが、それなら、貞子氏がほめている岸博幸氏の知的退廃ぶりはどうか、もっと醜悪ではないか。

高橋洋一は『さらば!財務省』で、岸氏が竹中氏の政務秘書官として脱藩覚悟で民営化のために働いたようなことが書かれているが、脱藩なんかしていないではないか。いまでも珍妙な理論で、既成のマスコミの利権を擁護し、ネットという自由な情報の流通市場をゴミの山だと貶めている。

竹中氏も郵貯簡保の資金が流れ込む政府金融機関が金融市場をゆがめているといいながら、中国にたいしては買弁さながらの振る舞いをしている。しかも、中国は歴史問題などを絡めて日本を脅迫しているのだ。中国共産党はあきらかにマフィア化した反社会的集団だ。

あるいは、宮内氏が規制緩和を自分の商売に利用したかどうかはしらないが、宮内氏が規制緩和の委員に長いあいだ任命されていたのは、官僚の利権に関わる規制には手を触れなかったからだろう。そうでなければ、官僚が12年間も宮内氏を規制緩和の委員にしておくはずはない。そのかわり、官僚たちは規制緩和の委員会が仕事をしているように見せかけるために、宮内氏の商機になるような規制緩和は認めたのかもしれない。竹中氏も岸氏も貞子氏も規制改革会議は郵政問題を扱っていなかったといっているが、議長の宮内氏が郵政民営化に食指をのばしたけれど、それを竹中氏は拒否したのだ。理由はしらないが、とうぜん利権がらみだろう。

話が混乱してきたので、これで終わる。「かんぽの宿」のこれからの展開を見ることにする。闇は鳩山邦夫にだけあるのではなく、竹中にも宮内にも岸に同じように闇がある。わたしは市場原理主義者だが、それはアダム・スミスの「見えざる手」のレベルであり、市場というのは希少な財およびサービスを効率よく分配するだけではなく、自由や善の「分配」にも密接に関わっている限りにおいてだ。

つづかず。
2009.02.21[Sat] Post 01:04  CO:0  TB:0  名称未設  Top▲

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