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岸博幸はノーテンホワイラーか(その1)

小倉秀夫氏のブログからDIAMOND ONLINEの岸博幸氏の記事「『かんぽの宿』騒動で分かった!
賛否両論なき日本のネットはゴミの山」に至った。岸博幸氏はダイアモンド・オンラインで『クリエイティブ国富論』を連載している。先週は、おなじ「かんぽの宿」問題を論じた「『かんぽの宿』への政治対応はモラルハザードの塊」であった。

小倉氏は、岸氏を以下のように批判している。
岸氏はグーグルの検索上位が「オリックス政商論、小泉—竹中—宮内陰謀論、日本郵政不正論のオンパレード」といっているが、実際ググッてみれば、そんなことは全然ない。にもかかわらず、「オリックス政商論、小泉—竹中—宮内陰謀論、日本郵政不正論のオンパレード」であることを前提に、岸氏は言う。

私は個人的に、“かんぽの宿”騒ぎを通じてその答えが明確になったと思っています。日本のネットはゴミの山であり、ジャーナリズムの担い手になり得ないことはもちろん、民主主義の強化に何の貢献もしていないと確信しています。

といってしまっている岸さんは思いこみが激しすぎるように思います、と小倉氏は書いている。

しかし、岸氏は、小倉氏のいうように、思いこみが激しいだけだろうか。私にはそうは思えない。かれはどこか知的にずれているところがある。MBAを取得した大学の教師だというのだが本当だろうか。

岸氏は「『かんぽの宿』への政治対応はモラルハザードの塊」と言っているのだが、ちょっと言葉の使い方がおかしいのではないか。以下引用する。

私は、政策に関する価値判断は多様であり、郵政民営化を逆行させることも、審議会の委員を務めた民間人への制約も、一つの価値判断としてあり得ると考えています。ただ、政策である価値判断を行うときは、政策全体に一貫性を持たせないといけません。一貫性のない恣意的な価値判断のブレは、モラル・ハザードに他ならないのです。

「恣意的な価値判断のブレ」というのは岸氏の恣意的な価値判断だ。モラル・ハザードは道徳の善悪とは関係のない経済的には全く合理的な行動のことだ。「かんぽの宿」は郵政省が運営しており、国がプリンシパルでかんぽの宿の亭主(役人)がエージェントということになる。両者の間に情報の非対称性があるだけではなく、保険金なしで、いくら損失をだしても永遠に国が補填してくれるという保険がかけてあるようなものだ。これでは利益をだ損失を減らそうと言う気はなくなる。これがモラル・ハザードだ。

車両保険では、モラル・ハザードが起きないように、たとえば無事故割引の制度などをもうけている。そんなわけで、郵政民営化とは、掛け金なしの無限保証という保険を解約するということだ。郵政民営化は正しい。

それなら民営化すればモラル・ハザードはすべてなくなるだろうか。残念ながらなくならない。情報の非対称性があるからだ。とくに官から民への移行期には株主の国と民間から登用された経営陣のあいだの情報の非対称性は非常に大きい。もちろん経営陣もはじめは不完全な情報しかもっていないが、それいじょうに株主(国)は情報をもっていない。今回の事件もその情報の非対称性のなかで生じたまさにモラル・ハザードなのである。日本郵政側は株主に対して情報開示を拒否したのだ。

岸氏の言っていることはモラル・ハザードとは何の関係もない。彼がとんでもである証拠は他にもある。それは次回へ。

たぶん、官から民への移行期には道徳の意味でのモラルが経営者には必要なのかもしれない。

『岸博幸はノテンホワイラーか(その2)』へ




 
2009.02.14[Sat] Post 19:38  CO:0  TB:0  名称未設  Top▲

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