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「十丁目のタッチ」(デ・クーニング3)

Tenth Street Touch

グリーンバーグは『抽象表現主義以後』で、マンネリ化した抽象表現主義として、「帰する場所なき再現性」をあげているが、もう一つ、『ポスト・絵画的抽象』のなかで「十丁目のタッチ」をあげている。「十丁目のタッチ」は抽象表現主義が堕落して陥ったマンネリズムで、絵具の厚塗りなどペインタリーな手法が誇張された画一的な抽象画のことである。

グリーンバーグが支持するニューマン、ロスコ、スティルは絵画的なものと非絵画的なものの差異を超越しているのにたいし、デ・クーニングや彼の後継者たちは、「悪しき帰する場所なき再現性」とともに、絵具のごた混ぜである「十丁目のタッチ」が見られるという。おそらく、この《無題(女)》もグリーンバーグにはマンネリ化したごまかしの絵画的抽象ということになるのだろう。

グリーンバーグの趣味(Geschmack)に全面的に同意するわけではないが、《無題(女)》に惹かれたのは、「再現性の戯れ」や「十丁目のタッチ」にだまされたということになる。だけど、ちょっと弁解させてもらうと、タイトルを見るまでこの絵のなかに女を見つけることはできなかったのだ。それで、抽象と具象の思わせぶりな折衷絵画とはきづかなかった。それに、もういちど言うと感動したわけでは決してありませんから。

次回はグリーンバーグの"Abstract, Representational, and so forth"(「抽象と再現等々」)を読んで、デ・クーニングの《女Ⅰ》を考えます。
2008.12.20[Sat] Post 22:21  CO:0  TB:0  -グリーンバーグ  Top▲

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