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もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

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和田事件の核心についてマスコミの報道では隔靴掻痒の感をつのらせていたところ、貴ブログにあたりました。

和田氏が盗作なのは一目瞭然ですが、なぜこの画家が、そんなにも人脈と政治力を持ち、これだけ露骨な盗作を看過されていたのか素人ながら不思議に思っていたところです。やはり耐震偽装のように構造的なものなのでしょうか。

美術界の問題はともかく、無名で注目すべきアーティストについても取り上げていただければ幸いです。

2006.06.11[Sun]  投稿者:-  編集  Top▲

佐伯と瀬木さん

瀬木さん死なれたから漏洩します。瀬木さんは数年前に、不肖に会いに来られて、一泊なさった。その時の言。
佐伯祐三問題を自分なりに解決したので、武生市の展覧会事件に関与して吉薗明子氏から貸金のカタにとった佐伯作品を所有される山甚さんに、真贋鑑定を請け負う、と申し出て見積書を出したが、息子さんの反対で発注がなかったとのことでした。
佐伯の恋人で自殺した本郷小町の大谷某女の実家の大谷氏が、築地新富町で私娼置屋を経営していたことは落合莞爾著「吉薗周蔵の手記」(ニューリーダー連載)にも明らかですが、佐伯筆の大谷夫妻肖像画を『なんでも鑑定団』で本物と鑑定した瀬木さんは、大谷家が栃木出身なのに大阪豊中にも地所を有し、函館で船員相手の旅館業を営み大儲けしたことなどを調べあげて、ことの真相を知ったそうです。
2011.07.17[Sun]  投稿者:南朝狸宮  編集  Top▲

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落合莞爾著「天才画家佐伯祐三真贋事件の真実」を推薦する

(推薦なんてえらそうな言葉で失礼します。他に言葉が浮かばなかったので)

 きょうは女房が出かける日なので、車で駅まで送り、帰りに週刊朝日を買おうとコンビニに寄ったが、なにぶん田舎のことで置いていない。駅まで戻るのもおっくうで、そのまま帰った。
 もういいかげん和田事件は終わりにして、総括をしておこうと、和田義彦関連のサイトを検索していたのだが、どうも、自分が事件のポイントを外していたような気がしてきたが、そんなことはない、ポイントを外しているのは、わたしではなく、他の連中だと言い聞かせても、不安は消えない。
 週刊朝日は女房に買ってきてもらった。元朝日新聞記者米倉守の盗作事件のこともあるからたいしたことは書いてあるまいと思って記事を見ると。
 *
 やっぱり、たいしたことは書いていない。私が知りたかった、盗作の噂は、瀬木慎一によれば、東郷青児美術館大賞受賞時から有名だったらしいが、和田の数々の受賞工作がおもに米倉守と瀧悌三の主導で行われていたとの情報といっしょにネットにも流れていた。それにしても瀬木慎一が

失礼、中断していました。夜になったので、眠っていました。

 ということで、瀬木慎一は確か落合氏の本http://www.rogho.com/index.htmlに出ていたはずだと、検索したら、以前リンクしたサイトではなく、落合莞爾本人のHPにヒットした。
 瀬木慎一が出ているところをさがして、まあ、瀬木はさすがに贋作問題の専門家だけあって、あまりおかしなことはしていないが、結局、真実追究の態度は貫いていない。
 そのことは、次の記事に書くことにして、ついでに落合氏のサイトに書かれたものを全文読んだ。この人の名著(としか言いようがない)「天才画家佐伯祐三真贋事件の真実」は、美術展評を始めるとき、図書館で借りて読んだ。美術界の腐敗を書いた本は沢山あるが、どういう訳かたいていはつまらないのだけれど、これは面白い。本来はアフィリエイトで宣伝したいのだが、それも出来ないので、自分で本屋さんにいってください。時事通信社から2,625円で発売しています。このサイトを読んだ人はすぐに注文して下さい。損はしません。
 美術業界の腐敗については、その後のことも含めて上記のサイトで詳しく書かれています。それを読めば、必ず本を買いたくなります。
 
 三重美術館長への質問状の項目は、落合氏の本を思い浮かべて、書いたものだが、記憶も定かでなかったので、あれでよかったのか自信がない。
 今回、落合氏のHPを読んで、そんなにも、ずれていないような気がするが、どちらにしろ、回答なんかしてくれないのだろうから、これでよしとする。
 落合氏のHPなかで、今回、一番面白いと思ったことは、佐伯祐三の作品に妻米子の加筆があるという噂が業界のなかで広まっていたというのだ。これは、和田事件と同じではないか。
 佐伯祐三の再評価で、佐伯の値段が高騰する。作品はそんなにおおくない。みんなおこぼれにあずかろうと業者間取引も増える。米子は自分が手を加えていることをむしろ自慢していた節があったから、そのうち噂は広まる。でも、米子は死んでいる。大丈夫だ、第一加筆していない作品なんてないのだからバレル心配はない。真作なければ贋作なしだ。ところが加筆のない佐伯の真作が大量に出てきてしまったのだ。
 加筆がばれると、損害賠償で損をする画商たちが、真作を贋作と偽る証拠をでっち上げたあからさまな詐欺事件なのだ。面白ことに、別の裁判では、真作のほうが贋作だと、判決されてしまったらしい。詳しくは本を読んで下さい。
 これは真贋問題だから、鑑定すればはっきりすることで、利害関係も、画商たちが全くの暴力的詐欺集団と化し、評論家学芸員役人はそれ屈し、あるいは自分から尻尾をふっておこぼれにあずかるという、比較的簡単な事件なのにくらべ、和田事件は美術界全体の詐欺事件だから、理解するのは少しむずかしい。
 わたしのブログを最初から読んでいただければ、分かってもらえると思うが、わたしが問題にしているのは和田が盗作したことではなく、そのことによってあきらかになった美術界の詐欺的行為なのです。だから、わたしは、絹谷幸二の三越展を「成功した詐欺行為」だと主張しているです。
 三越展以前の絹谷の作品は知らないが、三越で見た作品はだらけきった凡作で、わたしの美術展評の評価項目では、目立つ度が5で、あとは、さして取り柄のない作品だが、それを高価に売りさばいているのだ。これを詐欺と言わずに何を詐欺というのか。と考えているのだが、これは、佐伯祐三真贋事件より、ずっと巧妙に仕組まれた事件なのだ。その仕組みが和田事件によって、「盗作」と「セクハラ」のおまけまでつけて、明らかになろうとしているのだ。

つづく(ただいま階下から女房が、「いい加減に、和田君はやめなさい」と呼んでいる。夕食です。休憩)
 
 ところが、真贋事件や盗作事件とちがって、この詐欺事件は証拠がないのです。ことは作品の評価の問題だからです。作品の善し悪しをどうやって決めるのか。あるいは誰が決めるのか。芸術論争は畢竟この問題にすぎません。カントがこの問題をどう考えればよいかの枠組みを示してくれました。具体的にはアカデミーがありました。あるいは注文生産だから、注文主が作品の善し悪しを決めました。
 ところが、どういうわけか、注文もないの絵を描く絵かきがあらわれます。売ることと絵を描くことが別のことになりました。はじめから売る気のない画家もあらわれました。でも、それが素晴らしいという人もでてきます。貴族のように画家を何年を独占して、絵を描かせることは出来ないけれど、画廊にいって買うことはできます。文学者などが現れます。そのうち文学者では手に負えない絵があらわれます。抽象画も現れます。アートがあらわれます。なんだか電気洗濯機の代わりに電気洗濯の説明書を買うようなものです。それならまだ良い方で、汚ければ汚いほど美しいとか、面白くなければ面白くないほど面白い、とかだんだんエスカレートしていきます。こんな中で評論家が出てきます。美術史家や文学者の代わりに現代美術の解説をしてくれます。
 あるいは莫大な絵画購入費をもっている美術館は学芸員という名の評論家が作品の評価をします。ちかごろ、なにやらあやしげなメセナ活動を仕切っているのも評論家なのだ。
 真贋の鑑定なら白黒がはっきり出るはずだが、それはあくまで建前で、骨董の偽物はあうんの呼吸で出回っている。それなら判定基準のない絵画作品の善し悪しは評論家のいいなりということになる。
 私は和田作品とスーギ氏の作品の善し悪しについては何もふれていない。絵を見ていないからだが、毛利伊知郎の「ドラマとポエジーの世界」と八重樫典子のインタビューから判断して、まともな作品ではないことぐらい推測できる。
 だた、この「詐欺事件」は作品の善し悪しにはあまり関係がない。作品の質は良いに越したことはないが、ばれるほどヘタでなければそれでいいのです。繰り返し褒めて賞を与えればそのうち評価も高くなるのです。
 その怪しさが毛利氏の「ドラマとポエジーの世界」にある。それで、わたしは、すぐに絹谷幸二の三越展を思い出したのです。
 わたしは、絹谷の作品を見ており、それが凡作であることを知っていたからです。三越展以前の作品はみていないのですが、絹谷は和田とはくらべものにならないぐらいの力量の持ち主だったのでしょう。それは三越展の作品からも推測がつきます。だから、絹谷の三越展は大家の大量の凡作という、業界にとってもっとも利益の出る最終的な段階だったのだと思います。
 「和田に責任がないというのか」とコメントで非難されますが、それは全くの誤解です。はじめから読んで頂ければ、私の考えは分かって頂けると思います。そして、なぜ、毛利氏の責任を追及するのかも。
 和田事件は失敗した詐欺事件で、絹谷三越展は成功した「詐欺事件」なのです。法律は何も犯していないのは言うまでもありません。
 絹谷幸二は58歳で芸術院の会員になっている。そのあと選出された会員は全員十歳以上年をとっている。フランスのアカデミーは会員が欠員を選ぶのだと思いますが、日本芸術院はどうなのでしょう。もっとも絹谷の大家ぶりと会員選出は関係のないことかもしれません

 和田事件はそろそろ終息に向かっているようです。でも、わたしの追求は和田事件といっしょに終わるわけではありません。
 次回は週刊朝日の隠蔽工作を暴きます。

お断りしておきますが、わたしは美術業界の門外漢です。ただ、美術展評の隙間から業界を覗いているだけです。だから、納得いかない展評には反論をするのです。
 ちなみに絹谷幸二の三越展のカタログに紋切り型の評を書いてる富山秀男は、落合莞爾によれば、事件当時武生市役所選定委員であり、当初は真作説をとっていたのもかかわらず、途中介入してきた東京美術クラブ鑑定委員会の圧力、あるいは工作により、態度を変えたそうである。事件のことは落合莞爾氏のHP参照。
BlogRankingと美術ブログ にほんブログ村 美術ブログへ
 それから、もう一つ、前から気になっていた毛利伊知郎の「ドラマとポエジーの世界」の謎が解けました。

 
 
 
2006.06.08[Thu] Post 19:59  CO:2  TB:0  和田盗作事件  Top▲

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和田氏が盗作なのは一目瞭然ですが、なぜこの画家が、そんなにも人脈と政治力を持ち、これだけ露骨な盗作を看過されていたのか素人ながら不思議に思っていたところです。やはり耐震偽装のように構造的なものなのでしょうか。

美術界の問題はともかく、無名で注目すべきアーティストについても取り上げていただければ幸いです。

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佐伯と瀬木さん

瀬木さん死なれたから漏洩します。瀬木さんは数年前に、不肖に会いに来られて、一泊なさった。その時の言。
佐伯祐三問題を自分なりに解決したので、武生市の展覧会事件に関与して吉薗明子氏から貸金のカタにとった佐伯作品を所有される山甚さんに、真贋鑑定を請け負う、と申し出て見積書を出したが、息子さんの反対で発注がなかったとのことでした。
佐伯の恋人で自殺した本郷小町の大谷某女の実家の大谷氏が、築地新富町で私娼置屋を経営していたことは落合莞爾著「吉薗周蔵の手記」(ニューリーダー連載)にも明らかですが、佐伯筆の大谷夫妻肖像画を『なんでも鑑定団』で本物と鑑定した瀬木さんは、大谷家が栃木出身なのに大阪豊中にも地所を有し、函館で船員相手の旅館業を営み大儲けしたことなどを調べあげて、ことの真相を知ったそうです。
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