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役に立たない経済学

依然としてバーナキンの今回の金融政策に関する明快な分析がない。エコノミストは「だから俺は前から言っていたじゃないか」といつも後になってから言うが、今、言って欲しい。もちろん、利下げがうまくいくかどうかはわからないが、バーナキンは気が狂ったわけではないだろう。さまざまな経済指標を見て、利下げを決断したのだ。利下げがゆっくりすぎたとか、ぎゃくに急激すぎたとか、いろいろ批判されているが、どちらにしたって、バーナキンには理由があったはずだ。

インフレ・コントロール・ターゲッティングからみて、バーナキンの利下げは理解できない。それなら、利下げには他の理由があるはずだ。まず、考えられるのは失業率である。アメリカでは物価の安定だけではなく、失業率の安定(?)も中銀の役割になっていることは野口旭氏も書いている。物価安定と失業率の安定は必ずしも両立しない。

失業率は基本的に景気の問題だから、金融政策よりも財政政策により密接に関連しているのではないか。とすれば、バーナキンは、景気対策のために利下げをした疑いがある。たしか、バーナキンは住宅価格の低下にともなう株価の下落をひどく気にしていたはずだ。とすれば、バーナキンは連銀の役割を逸脱して景気対策に手を出したということになる。

もちろん、このことはブッシュ政権の財政政策との整合性の問題があるのだろうが、いずれにしろ、どなたかバーナキンの心中をマクロ経済学を使って説明してもらいたいものだ。とくに『 エコノミスト ミシュラン』の「素人集団」の著者の方々、池田信夫氏が例によってインフレ・ターゲットが間違っていると息巻いていますよ。いまこそ、インフレ・ターゲット理論をひろめるチャンスではないか。

素人の感想を述べれば、不良債権処理派はしきりに日本に学べといっているが、バーナキンは今回の金融不安に際して、まず、日本のバブル崩壊と、それにつづくデフレのことが頭に浮かんだのではないか。バーナキンは秀才だったそうだから、グリーンスパン比べて手腕が劣る未知数という金融界の評価をくつがえす、絶好の機会がやって来たので、色気を出して過剰に反応したのではないか(これは経済学ではありません)。もちろんこの利下げが失敗したのか成功したのか目下のところまだわからないのだが。

不良債権処理(公的資金投入)は日本の景気を良くしたというが、それは誇張というもので、統計上わずかにGDPが上昇したと言うだけで、デフレは続いたのだ。バーナキンは、公的資金の投入は、投資家や金融機関にいつでも国が助けてくれるというモラルハザードを起こしたし、国債の発行による資金調達は本当のいみで金融緩和にはならないと知っていたはずだ。もちろんこれらは基本的に財務省の仕事であって、連銀の仕事ではない。

不良債権処理派はモラルハザードは経営者を牢屋に入れれば良いと言うが、そんな簡単にはいかないのであって、今回のサブプライムローンの証券化やモノライン保険の格付けは、まさにモラル・ハザードの結果なのであって、じっさいにウオール街では債権の証券化は危険だけれど、ここまで巨額になれば、破綻しても国は助けないわけにはいかない。責任をとるのはトップだし、いまのうち手数料を稼いでおこうという気分があったそうだ。

素人がいくら考えてもしかたない。どなたかリフレ派の人、バーナキンの金融政策をインフレ・コントロール・ターゲットの視点から解説してください。
2008.07.23[Wed] Post 12:51  CO:0  TB:0  経済  Top▲

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