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『霞ヶ関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』 高橋洋一

高橋洋一著

前著『さらば財務省!』は、まだ役人たちに気を遣っているところがあったが、この『お国の経済』は、表現がより簡潔かつ過激になっている。それは、高橋氏が前書きで言っているように、たんなる体験談ではなく、自分の体験した経済問題を経済理論によって説明しようとしているからだ。

経済学によって経済を理解しようというのは野口旭氏の『経済学を知らないエコノミスト』たちと同じだが、野口氏はエコノミストの背景にある経済理論を批判しているのに対し、高橋氏は官僚や政治家の具体的な経済政策を批判しているので、とても、わかりやすい。

中でも痛快なのは、日銀総裁の人事に絡めた日銀批判である。インフレターゲットを理解しない日銀、それを他の国はあきれかえって見ているが、自国の得になるのでだれも忠告しようとはしない。日銀も責任回避のために、けっして自分たちの金融政策を明示的に語ろうとはいない。これは野口氏とおなじように、バーナキンやクルーグマンのインフレターゲットの理論をもとに言っているのだ。

それから、『インフレターゲット理論』の記事で書いた、目下の原油高食料高はインフレの兆候なのか、そうならば金融引き締めをすべきなのかという疑問には、高橋氏は「原油価格の高騰には緩和を」と明確に答えている。海外の物価が上がるということは、国内の所得が下がるということだから、金融を緩和しなければならないというわけだ。日本の「コア物価指数」は生鮮食品を除くだけだが、他国の「コア物価指数」はエネルギー価格も除くので、海外の原油価格に左右されずに、金融政策を決定することができるそうだ。

日本でも、コア指数から、石油価格を除いた「コアコア物価指数」を使えば、まだまだ、デフレを脱していないので、金融緩和がもっかの政策としては正しいことになる。

マクロ経済を学ぼうとする人はまずこの本を読んでから、マクロ経済の教科書を読むといいだろう。
2008.07.14[Mon] Post 21:37  CO:0  TB:0    Top▲

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