ミャンマーのサイクロンとシナの四川大地震のそれぞれの政権の対応を比較したら面白いと思う。軍事独裁と共産党独裁の違いがよく分かるはずだ。誰かにやって欲しいけれど、たぶん誰も出来ないだろう。
どちらも自分たちの圧政を隠そうとして、外国の支援隊を入れようとしない。情報が漏れるのをおそれているのだ。中共は安全パイの日本、ロシア、韓国の支援を受け入れた。それも、被災者たちの反政府の感情を押さえたあとに受け入れたのだ。しかも三日経って生存者がほとんどいなくなってからだ。もちろんチベット自治区にはだれも入れない。
それにくらべミャンマーは独裁の戯画である。軍事独裁が軍事独裁の腐敗を見せびらかしている。軍人たちは太っており、女たちは贅沢三昧である。ようやく、中国、インド、タイ、バングラデシュの4カ国の支援を受け入れた。なぜ、日本に支援を求めないのか。日本の支援隊は内政干渉なんかしないぞ。
軍部の上層部には日本を知っている人間がいないのだろうか。スーチーは何をしているのか、自宅軟禁という避難所でぬくぬくとしているのか。なぜ被災者を励まそうとしないのか。命をかけろ。かって父親が日本を裏切ったように、イギリスを裏切って、軍部にいったん協力しろ。そのほうが、国民の支持を得られるとおもうのだが。それとも、サイクロンは、民主化という名の権力奪取のチャンスだと思っているのだろうか。
ミャンマーの被災地で、走るトラックからお菓子を投げて、それを子供たちが奪い合っている映像をテレビで見たが、ネオ・リアリスモの映画みたいで、なんか変な気持ち。車を止めて配ることはできない、警察に賄賂を使ってやっと被災地に入れたとアナウンサーが説明していたが、本当だろうか、なんか、怪しいな。植民地主義の香りがしないか。
北朝鮮も、アメリカが援助物資が本当に住民に渡るか直接チェックしたいと言ったら、朝鮮語が判るのは入国させないと言ったそうだ。独裁国家もいろいろ苦労するんだな。
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