北京オリンピックの聖火リレーが長野で大騒ぎだったらしい。赤旗を振り回している連中は、文化大革命で毛語録を振りかざしていた紅衛兵ほど狂ってはいないようだが、あれは自国の中での出来事だったけれど、今回の騒ぎは外国でやっているだけにどうも不気味である。
そうはいっても、従軍慰安婦問題で日本人を虐めた欧米人が、おなじように人権問題を持ち出して中国に難癖をつけたはいいが、思わぬ反撃にあっているのは、いい気味だと思わないわけにはいかない。とくにオーストラリアは親中反日らしいから、日本人を調査のために
銛で殺すだけではなく、中国系の移民をどんどん増やして、国を活性化したらよい。
そんなことより、日本人はいつからこんなにチベットの人権問題に関心を持つようになったのだ。
ブラッド・ピットの「Seven Years in Tibet」が公開されたときもチベットの弾圧はそんなに話題にならなかった。青蔵鉄道の開通のときもチベットの発展という話ばかりだったし、
NHKの激流中国『チベット 聖地に富を求めて』はチベット文化の弾圧ではなく観光ビジネスが焦点だった。
デモに行ったのは、ふだん組合に動員される人種とちがうようだが、いったいどんな人たちなのか。名古屋のデモはネットで呼びかけられた「素人デモ」(朝日新聞)だということだから、それなら長野もネットウヨたちの仲間なのだろう。もちろんネットウヨだからといってデモをしていけないということはないし、ベトナムに平和を望むのもチベットに自由を望むのもかわりはない。
街宣右翼ではなく、ネット右翼が、ナショナリズムの叫びをあげる中国人に対抗して、日本ではなくチベットの自由のためにデモをすることは、結構なことだ。ただ、わたしたちはチベットについてあまりにも知らなさすぎる。ダライ・ラマは宗教的指導者だったのだから、中共が、自分たちのチベット侵略を「解放」だと言い張るのはぜんぶが嘘だとは言えないだろう。