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小学生とアート


 品川区立立会小学校の図画工作の授業

 日曜日に投票に行った。会場は半世紀前に通っていた母校の品川区立立会小学校だ。
 投票をすませて廊下に出て驚いた。壁一面に生徒の作品が顔写真付きで展示してあるのだが、山口晃の『澱エンナーレ』そっくりなのだ。画用紙に紙で四角い囲いを作って、その中に、発砲スチロール、段ボール、ペットボトル、毛糸、紐、針金など(いいかげんです)、もう忘れたけれど、いろんな物をセロテープで貼ったり、ボンドやホッチキスでくっつけたり、あるいは糸で縫ったり(たぶん)した作品だけれど、『澱エンナーレ』はパロディだというのだからどこか工作っぽいところがあるのだが、生徒の作品はステラ風の抽象的な立体絵画になっているのだ。
 現代アートに詳しくはないので、ハッキリしたことはいえないが、大竹伸朗の四角い囲いの中にゴミをコラージュした作品には、どこか美的趣味的なところがあるけれど、生徒の作品には、そんなところは微塵もない。これは生徒が大竹よりも未熟だからではなく、明らかに意図的なのだ。小学生だって高学年になれば、調和や美を理解できるし、工作をするなら人より立派なもの、バランスがとれたもの、あるいはワザと破壊されたものを作ろうとするだろう。それがないのだ。それに、小学生なら原色をつかいたがるだろうに、色が極力抑えられ、画用紙と発砲スチロールの白が変に印象に残ったりする。
 何も小学生の作品が立派なアートだといいたいのではない。たぶん美術の先生が指導したのだろう。その証拠と言ってはなんだが、廊下から地下に降りる階段の壁に抽象画が展示してあった。模造紙大の大きな紙に造形的幾何学的抽象画が描いてある。まぁ、取り立て言うこともない絵なのだが、それでも、一応は普通の壁紙の模様にはなっている。立会小学校の生徒と日比野克彦の差は、日比野が陳腐なりに芸術論をしゃべれることだけなのだ。
 どんなつもりで教師は小学生に立体絵画を描かせたのだろう。たぶん、教師の指導がうまいのだろう。なんとか様になっているし、絵なんか下手でいいという子供へのオモネリがないところは、好感が持てる。しかし、いったい小学生にアートを教えてどうするのだろう。文部省の指導要領にあるのだろうか。こんなコトを学ぶよりもちゃんとした美術を学ぶのが先ではないだろうか。アートを学ぶのは、美というものを知ったあとで良いのではないか。
 いまの小学校の図画工作はどうなっているのかしらない。わたしの子供も同じ小学校に通っていたのだが、そのころのフェミニストたちの性教育は保護者としてはちょと同意しかねるものだったけれど、いったい美術教育の現状はどうなんだろう。ちょっと調べて報告します。 にほんブログ村 美術ブログへ
2007.08.01[Wed] Post 00:39  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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