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邱黯雄

 東京都現代美術館に『中村宏|図画事件』を見に行ったついでに、上海在住の中国人邱黯雄(チウ・アンション)のアニメーション『新山海経』を見た。東京都現代美術館のHPから引用する。

 中国古代神話の礎を成す「山海経」は、各地の産物や動植物、さらには珍獣や妖怪のような想像上の生き物や神々の類いが記されています。一方、邱の現代版「山海経」では、ステルス戦闘機を連想させる頭のない怪鳥や、ガソリンスタンドで給油する自動車を模した、亀のようなどこか愛らしい怪獣たちが次々と登場し、中国をはじめ世界各地で私たちにさまざまな価値観の変換を余儀なく迫る都市化や情報化の波、軍事問題や政治対立などが、彼の卓越した描写力と洞察力によってユーモラスに綴られています。邱の寓話的な眼差しは、政治的メッセージを声高に主張する旧世代のアプローチとは一線を画し、私たちの心に静かに力強く語りかけてきます。

 この引用に付け加えることは何もない。ただ、分からないのは、なぜアニメが美術館で上映されているかである。強いて探せば、このアニメーションが墨絵で描かれていることだろうが、それでアニメが芸術になるとは思えない。それなら政治的メッセージがあるからだろうか。それだって、紋切り型の風刺だし、中国では政治的意味もあるだろうが、わたしには束芋の一ひねりしたつもりの文明批評と同じように退屈なものだった。
 これは、21世紀のシノワズリ(chinoiserie)であり、多文化主義を標榜しながら実はアフリカや日本を文化的植民地にしようとしていた『カルティエ現代美術財団コレクション展』(MOT2006年)と同じ意図がかいま見えるのだが、おそらく、これは買いかぶりで、ただ、学芸員が芸術がわからないだけなのかもしれない。
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2007.03.06[Tue] Post 21:43  CO:0  TB:0  美術展評  Top▲

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