ART@AGNES(2)
他で見たことがある作家
1.鴻池朋子 "mimio -Odyssey-"DVD版をテレビで流していた。DVDは確か60万円だったような気がするが、それじゃあんまりなので6万円の間違いかも知れない。でも、ただテレビで見るだけなら、何の変哲もないアニメじゃないか。それなら、ハリウッド映画の新作なみの値段で売るべきだろう。それとも限定版でエディション・ナンバーが付くのだろうか。デジタル複製時代にアニメを芸術作品として売るのはなかなか難しい。なにしろアウラゼロなんだから。 2.名和晃平 原美術館の展示はそれなりに面白かったが、ここでは握り寿司をビーズで包んだもの《Pixcell-Toy-Sushi》宝石のように美しいが、つまらない。 3.佐藤純也 《Picturegenic》のシリーズがバージョンアップしていた。 4.富谷悦子 ダブル・イメージになっているのか、絵の中に絵を描いたエッチング、前にも言ったが、私には面白さがわからない。 5.kaikaikiki タカノ綾もあった。 この一団は色彩が奇麗なので、このようなゴタゴタしたところでは、際立つ。見直した。これも村上のプロデューサーの才能か。 面白かったもの 1.hiromi yoshii 泉太郎と小金沢健人合作《泡顔タブ》はバスタブに何か分からないものを浮べ、ビデオプロジェクターで底の垢を掃除するような映像を投影していたのが、水の透明な厚みが奇妙なリアリティを持って美しい。そのほかにも、ビデオ映写があり、一人はボールペンを持って、もう一人は下の紙の方を動かして絵を描いていたのは、なにか絵と鉛筆の役割が逆転したような不思議な感覚。偉そうな画家をからかっているようにも思える。地下道で通行人に選挙の立候補者みたいに男が挨拶をしれいる。女房が頻りに笑っている。何故か、ちぐはぐな感じがして、面白い。男がアフレコで「こんにちは!」と言っていると女房は言う。わたしはしばらくアフレコだとは気付かなかった。パフォーマンスだけで終わってしまうのか、それとも一枚の傑作を描くのか、この二人には注目である。 2.BOICE PLANNING 《アグネス事変》が面白い。バス・ローブを着た20人ぐらいの男女がゾンビ風の動きをしているだけのパフォーマンス。部屋の照明が薄暗いので、寒々しい雰囲気もなく、ひとの顔がこれほど魅力的に見えたのは初めてでした。フリッツ・ラングの「M」を思い出した。褒めすぎた。 3.**画廊 大きな*号室。奥の寝室に美人画家の下絵が並べてあり、居間ではソファーに座って男二人がウィスキーの水割りを飲んでいる。モニターには美人画家のインタビュー番組の録画ビデオが流されている。そこに男が若い男を案内して入ってきた。正面の画廊主らしき男が立って、「それで芸大なの」と聞くと若い方の男が「はぁ」と答えている。男は細身のパンツを穿いて、黒い編み上げのショート・ブーツを履いている。わたしは、もう少し見ていたかったが、ちょっといやな気分になり、そのまま出てきた。今回のフェアで一番面白いパフォーマンスでした。 4.GALERIE SHO CONTEMPORARY ART ニール・タイトのガッシュ絵 イギリスの作家だそうだが、初めて聞く名前。検索しても出てこない。ちゃんと綴りをメモしてくればよかった。A4ぐらいの小品で100万円だそうです。一軒家を抽象的に描いた風景画。とても美しい絵だった。今回のフェアで場違いなほどまともな絵。公募展なら日本にもありそうな気がするが、どうか。売れていました。 5.黒田アキが素晴らしい。黒田アキのページへ TRACKBACK
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