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もとは美術展評のブログ 絵画と映画と小説と、そして哲学を少々

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写真家本橋成一  『無限抱擁 チェルノブイリ・いのちの大地』 (『へんてこ論』から転載)

阪神淡路大震災では、沢山のアマチュアやプロの写真家が神戸に行った。なかには大型カメラを持ち込んだ写真家もいる。倒れた高速道路やビルが「絵」になると思ったのだ。週刊誌にはそんな写真が沢山載っていた。

しかし、こんどの東日本大地震は魅力がないらしい。津波が木造家屋をすべてを飲み込んでしまったからだ。そのうち福島原発事故の放射能汚染が始まり、ますます写真家の足は遠のいた。

しかし、大津波と原発事故の災害の中で人々は生きているのだ。いますぐとは言わない。いずれ誰かが撮っておかなければならない。それで、思い出すのは本橋成一だ。

彼がチェルノブイリを撮った写真家だからではない。本橋成一は魚河岸や上野駅を撮った写真家だからだ。かれは悲劇を撮る写真家ではない。普通の人々の普通の生活を撮る写真家だ。生きることの喜びを表現できる写真家だ。

本橋成一は、数少ない私の好きな写真家の一人だ。
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2011.03.17[Thu] Post 21:23  CO:0  TB:0  本橋成一  Top▲

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